面白い生き物の生態や飼育方法などを紹介するちょっと変わった生き物図鑑
背中に噛みつくカンディル

アマゾン川の危険な生物といえばピラニアが有名なんだけど、現地ではピラニア以上に恐れられている生物がいる。ナマズの仲間であるカンディルは、人間の肛門や膣などから入り込んで内側の肉を食い荒らすというエグすぎる魚なんだ。

カンディルの生態

カンディルは体長が3センチ~20センチ程の小型の魚。 その小さな体を活かして他の動物の体内に侵入し、内臓を食い荒らしてしまう。 性格は非常に獰猛で、自分より平気な生き物に積極的に襲い掛かる。

View post on imgur.com

ちなみにピラニアの方が獰猛なイメージがあるかもしれないが、実はピラニアは普段は非常に大人しい。 血の匂いを嗅ぎつけると興奮して獰猛になってしまうが、血を流していなければ特に問題はない。 動画を見れば分かるように、カンディルは獲物にすぐに反応する為、カンディルの方がピラニアより獰猛と言ってもいいだろう。

恐ろしい食事方法

カンディルはピラニアと違い、小型の魚なので噛む力がそれほど強くない。 そのため、エラや口の穴から体内に侵入し、内部の肉を美味しく頂くという恐ろしい食事方法をとっている。

カンディルは視力が弱く、魚のエラ等に含まれているアンモニアに反応して襲い掛かる。 もちろん人間の尿にもアンモニアが入っているので、川で遊んでいると襲われる事がある。

アマゾンでは人間が襲われた例も多く、尿道や肛門・膣などから侵入してきたり、ヒルの様に噛みついて皮膚に穴を開けて体内に侵入してこようとする。

実際にカンディルに噛みつかれた青年の映像も残っている。 ※少々閲覧注意

カンディルに侵入された人間のレントゲン写真も残っている。

View post on imgur.com

摘出には手術が必要

しかも一度内部に侵入されると、エラが返しの役割をし出して、簡単には引っぱり出せなくなる。 無理に引っぱり出そうとすると内側の肉も一緒に引きちぎれてしまう為、手術が必要になる場合が多いという。

カンディルの種類

カンディルは主に2種類に分かれていて、小型の「バンデッド・カンディル」と大型の「バイオレット・カンディル」がいる。

小型のバンデッドカンディル

View post on imgur.com

小型のカンディルは尿道や肛門などの元から体に空いている穴を狙って侵入してくるので、分厚いパンツなどを履いていれば体内に侵入してくる事は無い。 ただし、個体の大きさによっては目・耳・鼻からも侵入が可能なので、カンディルの生息地では絶対に潜ってはならない。

大型のバイオレットカンディル

アマゾンで最も恐れられているのが、この大型のカンディルだ。 

View post on imgur.com

ピラニアと同じように鋭い歯を持っているので、自ら皮膚に噛みついて直接体に穴を開けて侵入してくる。

大型のカンディルは噛みつく力が強く、引っ張っても中々離れない。

先ほども紹介した通り、カンディルに頭まで侵入されてしまうとヒレについている返しが肉の内部に食い込み、手術でしか摘出出来なくなってしまう。もちろん現地では麻酔があるような大きな病院は少ない上ので、麻酔無しの地獄の手術となる。 

まとめ

最近では冒険系YouTuberがアマゾン川を泳いでいるのをよく見かける。 ジョーブログさんなんかはアマゾン川をイカダで渡るというぶっとんだチャレンジを行っていたが、普通に水着のままで川に飛び込みまくっていた。

カンディルに襲われなくて、本当に良かったと思う。「カンディルに噛みつかれてみた」なんて動画をとれば、とんでもない再生数が取れると思うのだが、ジョーブログさんどうでしょうか。

カンディルが鑑賞可能な水族館

現在日本では以下の水族館で鑑賞が可能だ。

 
ハカセ
実際にエサを食べている所が見れるので、エサの時間まで待ってみよう。
・サンシャイン国際水族館(東京)
・しながわ水族館(東京)
・いおワールドかごしま水族館(鹿児島)
・東京タワー水族館(東京)
・なかがわ水遊園(栃木)
・アクアス(島根)
・須磨海浜水族園(兵庫県)
背中に噛みつくカンディル
最新情報をチェックしよう!
>生き物を大切にする心を

生き物を大切にする心を

このサイトでは不思議な生き物の生態や雑学など紹介しています。
生き抜くために奇想天外な進化を遂げたり、想像もつかない様な能力を備えた生き物達。
その能力を獲得する為にどんな歴史を辿ってきたのか
そんな彼らの凄さ・尊さを知って生き物を大切に思える方が増えてくれれば嬉しいです。

CTR IMG