面白い生き物の生態や飼育方法などを紹介するちょっと変わった生き物図鑑
デンキウナギの顔

【意外と美味しい!?】ワニや馬も倒す電撃生物デンキウナギ

日本ではウナギと言えば「うな重」や「かば焼き」を思い付く方が多いんじゃないだろうか。 あの甘辛いタレとウナギの相性は抜群だが、実はウナギはアマゾンでは「死の魚」として恐れられているんだ。 今回はそんなデンキウナギの生態や食べてみた時の味などを紹介していく。

身を守る為に電気で攻撃

電気ウナギは外敵から身を守ったり、餌を捕獲する際に強力な電気を放出する。この電気は馬やワニを感電死させる程の威力があり、実際にアマゾンでは人が亡くなった事件も多い。 こちらはワニを感電させるデンキウナギの動画だ。

デンキウナギの電撃によって、直接感電死させられる事はないのだが、水中で電撃を食らってしまうと、全身が麻痺してしまい、そのまま溺死してしまう。

実際に人間が食らってしまった動画があったので、紹介したい ※閲覧注意

電気を食らった瞬間に体が動かなくなってしまっている。 この動画では撮影者が助かっているが、もしも一人でこの状態になってしまったら、溺死していた可能性が非常に高いだろう。 こちらの人は麻痺はしていないが、相当強い電撃だったことが伺える。

そんなデンキウナギだが、やはり日本のウナギと同じで味が美味しいのかアフリカでも食用魚とされている。

意外と美味しい!?

電気ウナギは南米北部のアマゾン川・オリノコ川に分布しており、この地域に住む原住民の間ではご馳走となっている。 炭火焼にして食べるのがスタンダードらしい。

大胆にズバズバとぶつ切りにしていく。 ぶつ切りにされるデンキウナギ
炭火焼にされたデンキウナギ。確かにものすごく美味しそうだ。 デンキウナギのかば焼き
実際に食べてみると、物凄い油がのっていて食べたことがない味なんだそうだ。

電気を起こす仕組み

実は生き物が電気を発すること自体は全く珍しいことではない。 人間も含めたすべての生物は筋肉を動かす時に微弱な電気信号を流している。 特に魚類は発電器官を持っている種が多く、仲間と交信したり、周囲の状況を判断するために電気を放出している。

デンキウナギの場合は体に3つの発電器官を持っており、頭からエラを除いた体のすべてが発電器官になっている。

デンキウナギの発電器官
赤丸部分がすべて発電器官

その電撃は最大で900ボルトにも達すると言われていて、これはアルカリ乾電池を500個以上直列に繋いだ時と同等の電気である。

ワニや馬を倒す程の電気は1000分の1秒程しか持続しないと言われているが、最近では一分以上放電している動画も撮影されており、どれ程の時間攻撃していられるのかは今のところ分かっていない。

日本の水族館でも観賞可能

日本でも以下の水族館で展示されているので、観賞に行ってみてはどうだろうか。 水槽に電圧計が取り付けてある水族館もあり、実際にどれくらい電気が流れているかが分かるので非常に面白い。

あまりコンコンやりすぎると、ストレスでウナギが死んでしまうかもしれないので、何回も実験しない様に注意しよう!

1.   サンピアザ水族館(北海道札幌市)
2.   サケのふるさと 千歳水族館(北海道千歳市)
3.   男鹿水族館(秋田県男鹿市)
4.   しながわ水族館(東京都品川区)
5.   世界淡水魚園水族館(岐阜県各務原市)
6.   寺泊水族館(新潟県長岡市)
7.   鳥羽水族館(三重県鳥羽市)
8.   須磨海浜水族館(兵庫県神戸市)
9.   四万十川学習センター おさかな館(愛媛県松野町)
10.  大分マリーンパレス水族館(大分県大分市)
11.  いおワールドかごしま水族館(鹿児島県鹿児島市)
デンキウナギの顔
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