面白い生き物の生態や飼育方法などを紹介するちょっと変わった生き物図鑑

完全にパックンフラワー! 深海にすむ透明なオオグチボヤ

深海にはまだ人類が行けてない場所も多く、じゃんじゃん新種の生物が発見されている。光が全く届かない上にとんでもない水圧がかかる深海では僕たちが想像もつかないような生物が多い。

今回紹介するのは完全に「マリオに出てくるパックンフラワー」オオグチボヤだ。

深海のモンスターと呼ばれている

オオグチボヤはその名の通り、ホヤの仲間。体長は10~15cmほどで、推進300~1000mの深海に生息している。海外では「深海のモンスター」と呼ばれている。

モンスターと呼ばれる由来はその恐ろしい食事方法にある。オオグチボヤは普段は地面に埋まった植物のふりをして、通りかかった小型の動物をパックリと捕食してしまう。

大きな口は本来はエサを食べるものではない

この大きな口は本来は海水を取り入れるための入水口なのだが、栄養が乏しい深海に生息しているオオグチボヤは多くの海水を取り込む必要があるため、入水口が大きくなったと言われている。

元々はプランクトンなどを主食とするホヤだが、入水口が大きくなり、小型の動物なら捕らえられるようになったので、甲殻類や小型の魚まで捕食するようになった。

今では口の中に何かが流れてきたらとりあえず捕食するようになったという。しかし、オオグチホヤは元々海水を飲み込み、エラでプランクトンをこしとって食べるという生活をしていたので、脳があまり発達していない。

そのため、口にちょっとした刺激を受けると、とりあえず口を閉めて食べようとしてくるようになった。

しかし、見た目の通りプニャプニャなので、人間は噛まれても全く痛くないそうだ。

富山にある魚津水族館では1年ほどオオグチボヤを飼育していたが、今ではいなくなってしまった。飼育が難しい上に、寿命もそんなに長くないので展示には向かなかったようだ。

福島のアクアマリンFukushimaで定期的に展示されているようなので、どうしても会いたい方は運が良ければ出会えるかもしれないよ。
※2021年3月現在では展示していないので注意

こんな可愛いホヤなら絶対に人気者になるので、是非またどこかの水族館で飼育にチャレンジしてほしい。

ハカセ
ちなみに日本にも相模湾と佐渡島に生息していると言われているよ。
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